「何の成果も得られませんでした!」
この印象的な言葉を聞いて、『進撃の巨人』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、このセリフを言ったのは、『進撃の巨人』に登場するキース・シャーディスです。
当時、調査兵団の団長だったキースが、多くの仲間を失いながら何も成果を得られなかったことを認めた場面で登場します。
アニメでは第1期第1話「二千年後の君へ」、漫画では第1巻の第1話です。
この記事では、セリフが登場した場面やキースという人物の背景、言葉に込められた意味について解説します。
※この記事には『進撃の巨人』の物語に関するネタバレが含まれています。
「何の成果も得られませんでした」は誰のセリフ?
このセリフを言ったのは、調査兵団の第12代団長だったキース・シャーディスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 進撃の巨人 |
| セリフを言った人物 | キース・シャーディス |
| 当時の役職 | 調査兵団団長 |
| アニメ登場話 | 第1期第1話「二千年後の君へ」 |
| 漫画登場話 | 第1巻・第1話 |
| アニメの声優 | 最上嗣生 |
キースは物語の序盤に登場しますが、後にエレンたちを指導する訓練兵団の教官として再登場する重要人物です。
セリフが登場するのは進撃の巨人の何話?
アニメでは第1期第1話
「何の成果も得られませんでした」というセリフは、アニメ『進撃の巨人』第1期第1話「二千年後の君へ」に登場します。
物語の舞台は、巨人から人類を守る巨大な壁に囲まれた世界です。
壁の外の世界に憧れていた少年エレンは、調査兵団を英雄のように考えていました。
ところが、壁外調査から帰還した兵士たちの姿は、英雄の凱旋とはほど遠いものでした。
多くの仲間を失い、疲弊した兵士たち。
そんな中、調査兵団の団長キースが口にしたのが、この言葉だったのです。
アニメ第1話のあらすじは、『進撃の巨人』公式サイトの第1話紹介ページでも確認できます。
漫画では第1巻・第1話
原作漫画でも第1巻の第1話に登場します。
物語が始まったばかりの段階で、巨人と戦うことがどれほど困難なのかを読者に伝える場面になっています。
なぜキースは「何の成果も得られませんでした」と言ったのか?
このセリフが登場するのは、調査兵団が壁外調査から戻ってきたときです。
多くの犠牲者が出たにもかかわらず、調査の目的を達成できず、巨人の正体を解明することもできませんでした。
帰還した兵士たちのもとに、息子の帰りを待っていた母親が現れます。
しかし、その息子はすでに戦死していました。
母親は、息子の犠牲が人類の役に立ったのかと団長に問いかけます。
その問いに対し、キースは成果がなかったことを認めたのです。
「なんの成果も!!得られませんでした!!」
これは単なる任務の失敗報告ではありません。
仲間の命を失わせてしまった責任と、自分自身の無力さを認める、非常に重い言葉でした。
キース・シャーディスとはどんな人物?
調査兵団の第12代団長だった
キース・シャーディスは、かつて調査兵団を率いていた人物です。
壁の外へ調査に出るたびに多くの犠牲を出しながらも、思うような成果を挙げられず、苦悩していました。
その後、団長の座をエルヴィン・スミスに譲ります。
エレンたちの訓練兵団の教官になる
団長を退いたキースは、第104期訓練兵団の教官として登場します。
スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵に厳しい言葉を浴びせる姿が印象的です。
エレンやミカサたちを厳しく指導する教官が、第1話で成果を得られなかったことを報告していた団長と同じ人物なのです。
このことを知ってから第1話を見直すと、キースの印象が少し変わるかもしれません。
エレンの父グリシャとも深い関係があった
キースは、エレンの父グリシャ・イェーガーとも深い関わりがあります。
かつて壁の外でグリシャと出会い、壁内での暮らしを助けた人物でもあります。
また、エレンの母カルラへの思いも抱いていました。
キースの過去は、漫画第71話「傍観者」や、アニメ第3期第11話(通算第48話)で詳しく描かれています。
彼は単なる厳しい教官ではなく、自分の理想と現実の間で苦悩してきた人物だったのです。
「何の成果も得られませんでした」が印象に残る理由
私がこのセリフで特に印象的だと思うのは、責任ある立場の人間が、大勢の前で自分の失敗を正直に認めていることです。
仕事でも組織でも、何かがうまくいかなかったとき、失敗を素直に認めるのは簡単ではありません。
言い訳をしたり、少しでも成果があったように説明したりしたくなることもあるでしょう。
まして、部下を失って帰還した責任者が、遺族の前で成果がなかったと認めるのは、非常につらいことだったはずです。
もちろん、キースの行動や判断がすべて正しかったというわけではありません。
しかし、失敗の責任から逃げず、事実を認めた姿には、考えさせられるものがあります。
「何の成果も得られませんでした」という言葉は、なかなか口にできるものではないと思います。
ネット上では失敗を表す言葉としても使われる
『進撃の巨人』では非常に深刻な場面で登場したセリフですが、インターネット上では、努力したのに成果が出なかったときの冗談として使われることもあります。
例えば、次のような場面です。
- 長時間ゲームをしたのに目当てのアイテムを入手できなかった
- 一日中作業したのに、ほとんど進まなかった
- 休日に片付けを始めたのに、部屋がまったくきれいにならなかった
そんなときに「何の成果も得られませんでした!」と言うと、作品を知っている人には元ネタが伝わるかもしれません。
ただし、原作では多くの犠牲が出た悲しい場面の言葉です。
その背景を知っておくと、セリフへの印象も変わってくるでしょう。
よくある質問
「何の成果も得られませんでした」は誰が言った?
『進撃の巨人』に登場するキース・シャーディスです。当時は調査兵団の団長でした。
アニメでは何話に登場する?
第1期第1話「二千年後の君へ」に登場します。
漫画では何巻に登場する?
原作漫画の第1巻、第1話です。
キース・シャーディスはその後どうなった?
調査兵団団長を退き、訓練兵団の教官になります。エレンたち第104期訓練兵団の指導を担当しました。
キースの過去が分かるのは何話?
漫画では第71話「傍観者」、アニメでは第3期第11話(通算第48話)で詳しく描かれています。
まとめ
「何の成果も得られませんでした」は、『進撃の巨人』第1話で、調査兵団団長キース・シャーディスが発した言葉です。
壁外調査で多くの犠牲を出しながら成果を得られなかったことを、遺族の前で認める場面でした。
このセリフが印象的なのは、言葉の強さだけではありません。
責任ある立場の人物が、自分の無力さを認めざるを得なかった状況に重みがあるからです。
キースはその後、訓練兵団の教官として物語に再登場します。
彼の過去を知ったうえで、もう一度第1話を見返してみると、この言葉がさらに深く感じられるのではないでしょうか。

