冬が来ると食べたくなる食べ物と言えば焼き芋は上位に入るのではないでしょうか?特に女性で焼き芋が好きな人は多いですよね?ここ数年は安納芋に代表されるネットリ系が多かったと思いますが、最近はほくほく系の人気が再燃しているとか。
でも、いざ作るとなると蒸したり焼いたり時間がかかってしまいます。でもレンジで出来たら簡単ですよね。今回はそんなさつまいものレンジでの作り方やレシピも紹介して行きます!
さつまいもとはどんな野菜?
さつまいもは、南米原産です。最初に栽培されたのはインカ帝国時代のペルー、ボリビア、エクアドルなどのアンデス山脈地域です。その後、スペイン人によって世界中に持ち帰られ、今では世界中で栽培されています。さつまいモは栄養価が高く、食材として非常に人気です。さまざまな料理に使われており、ステーキやスープ、焼き芋などに利用されています。
さつまいもの日本へのルーツは?
さつまいもは1600年頃、中国から日本に伝わりました。当時の沖縄県にあたる琉球から薩摩に伝わったことから、「さつまいも」と呼ばれるようになりました。中国の名前から由来して、一部の地域では「甘藷」とも呼ばれます。サツマイモが最も広まったのは、8代将軍の徳川吉宗の時代で、蘭学者の青木昆陽が広めたとされています。
当時は、埼玉県の川越市がサツマイモの産地として有名でした。それで今でも川越と言えばサツマイモが有名なんですね。川越はサツマイモだけでなく、蔵造の街として有名です。東京から行ける気軽な観光地になっていますので、機会があれば是非一度行ってみる事をおススメします。
さつまいもの栄養は?
さつまいもは、繊維質、ビタミンC、カリウム、マグネシウムなどの栄養素が多く含まれています。また、糖質やカロリーも低いため、ダイエット中の人や健康志向の人にもおすすめの食品です。さつまいもには、カリウムとともに含まれる繊維質が腸内環境を整え、便秘を改善する効果があるとされています。また、ビタミンCは免疫力アップや肌荒れの改善に役立つと考えられています。
さつまいもは、油を使わずに煮たり焼いたりすることで健康的な料理が作れます。また、サラダやスープ、肉と一緒に炒めるなど様々な料理に使うことができます。私のおススメはサツマイモで作るポテトサラダです。ジャガイモで作る所をサツマイモで作ると、ちょっと甘みもありデリで売ってるサラダみたいな味になりますので、是非作ってみてください!
栄養バランスの良い食生活を志向する人は、さつまいもを積極的に取り入れたいですね!筋トレをする人にもさつまいもは良いみたいです。
さつまいもはレンジで出来る?
おいしいさつまいもですが、作るのに時間がかかるのがちょっと面倒くさいですよね?私も作るとしたら蒸かすかオーブンで1時間以上かけて作っていたのですが、テレビでレンジで簡単に作れると言うのを放送していて、本当に簡単そうだったのでチャレンジしてみました。そうしたらビックリするくらいおいしかったので、そのレシピを教えます!
- まず、水で良く洗います。濡れたままのイモをキッチンペーパーでくるみさらに水をかけてビショビショにします。
- ラップでふんわりと包みます。
- ここがキモなんですが、レンジは2段階の温度で温めます。まず、600Wで2分温めてください。
- そうしたら、次は出来る限り弱いワット数(150~200)で10分。
- 大きさによるので、その後はひっくり返しながら5分ずつ位様子を見て温めてください。
- 楊枝を通してみてすっと通ったら完成です。もし皮をパリッとしたかったらその後トースターで5分ほど加熱しても良いですが、しないでも十分おいしいです!
トータルでも中くらいの物ならば20分くらいあれば出来ますので、本当にお手軽に作れる感じです。もし気になる方は是非一度作ってみてください^^
このレシピの動画も見つけましたので貼っておきます。
さつまいもにはどんな種類がある?
さつまいもには主に食感でしっとり系、ネットリ系、ほくほく系があります。ここ数年はネットリ系の人気が圧倒的でしたが、最近は本来のほくほく系の人気が再燃している様です。その3種類の代表的な物をまとめてみました。
しっとり系
- シルクスイート 「シルクスイート」は、アメリカ合衆国で開発されたさつまいもの品種で、品種名は「細い繊維のようになめらかな甘さ」を表しています。この品種の特徴は、非常に甘くて滑らかな口当たりで、食感はシルクのようになめらかであることから「シルクスイート」と名付けられました。皮が薄く、剥きやすいのも特徴で、調理法としては焼き芋や蒸し芋、スイートポテトなどに向いています。また、アメリカでは缶詰などにも加工されています。干し芋を作ってもとても上品な味になるそうです。
- 紅はるか 「紅はるか」は、日本で最も広く栽培されているさつまいもの品種の一つで、皮が赤紫色で、中身は濃い黄色で非常に甘く、滑らかでとろけるような食感が特徴です。焼き芋として人気がありますが、煮物やスイートポテト、揚げ物などにも使われます。また、収穫期が比較的遅く、遅生品種としても知られています。
ネットリ系
- 安納芋 「安納芋」は、沖縄県で栽培されているさつまいもの品種の一つで、日本国内外で高い人気を誇っています。細長い形状で、表皮はつるつるしていて、色は紫色や黄色がかった赤色をしています。ここ数年はサツマイモと言ったら安納芋を指すくらいの人気ぶりでした。安納芋の特徴は、非常に濃厚な甘さと芳醇な香りがあり、口当たりが非常に滑らかで、とろけるような食感があります。独特な風味と甘さは、焼き芋や蒸し芋、スイートポテトなどの加工品にも大変適しています。サツマイモをスイーツにした立役者ですね。
- 紅はるか 「紅はるか」は、日本で最も広く栽培されているさつまいもの品種の一つで、皮が赤紫色で、中身は濃い黄色で非常に甘く、滑らかでとろけるような食感が特徴です。焼き芋として人気がありますが、煮物やスイートポテト、揚げ物などにも使われます。また、収穫期が比較的遅く、遅生品種としても知られています。
ホクホク系
- 紅あずま 「紅あずま」は、皮が赤紫色で、中身は白く、やや固めの食感があります。甘さは控えめで、風味が良く、煮物や蒸し物、焼き芋などに向いています。また、収穫期が早く、早生品種としても知られています。
- 鳴門金時 「鳴門金時(なるときんとき)」は、徳島県鳴門市周辺で栽培されているさつまいもの品種の一つで、外側は赤紫色で、内側は濃い黄色をしています。名前の由来は、鳴門海峡で潮が引く様子が、さつまいもの収穫時期にちょうど金時豆の収穫時期と重なることから、その名前が付けられたとされています。鳴門金時の特徴は、芋肉がやわらかく、甘みが強く、風味が良いことです。そのため、焼き芋や蒸し芋、スイートポテト、芋ようかんなどの和菓子に加工されることが多く、また、シロップ漬けにしたり、天ぷらにしたりすることもあります。
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