サッカーワールドカップ予選で対戦するキルギス共和国ですが、普通の日本人にはほとんど馴染みが無い国ですね。一体どこにあるのか?治安、観光など調べてみました。
キルギス共和国について
キルギス共和国の位置・地図
キルギス共和国(キルギス)は、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家です。国土の94%が山地であるとされ、なんと国土の40%が標高3000m以上の場所にあります。ほとんど富士山の頂上に近いところみたいなものです。人口は548万人で、言語はキルギス語・ロシア語・ウズベク語で、英語は中流以上のホテルなど限られたところでしか使えないようです。時差は日本から-3時間になります。
キルギス共和国の治安は?
外務省の発表では、2018年から現在までの治安はレベル1~2とされています。首都のビシュケクなどはレベル1、南西部はレベル2となっています。外務省の説明では、レベル1は注意が必要で、レベル2が不要な渡航は避けた方が良いという表示です。特に夜は一人での外出は避けた方が良さそうです。
地図で見ると分かりやすいですが、東側はレベル1、南西に行くに連れてレベル2から3になっています。南にはタジキスタン・西にはウズベキスタンが隣接しており、テロ・犯罪などが起きる可能性がありますので、近づかないようにしてください。
キルギスは親日的?
日本人にとってはあまり馴染みのないキルギスですが、キルギスに行くと信じられないくらい親日的だそうです。キルギス人から言わせると、日本人とキルギス人は兄弟だと考えている人が少なくないようです。
目鼻立ちが他のアジアの人々よりも似ている事と、生まれた時に蒙古斑が出来る所も似ているとされている様ですが、蒙古斑はモンゴル人を中心としたアジア人には広く出来るので、諸説ありと言ったところでしょうか?
また、キルギスが旧ソビエト連邦から独立してから2000年代まで、日本の援助は飛びぬけて多く、国の多くの所で日本の援助で作られたと言う橋や道路などの公共設備があると言うのも親日的であると言う原因かも知れません。
キルギス共和国で観光するなら?
まず、キルギスで観光する前に当たり前ですがキルギスへ向かわなければなりません。キルギスへは乗り継ぎの関係で前後しますが、空路で約10時間です。ビザに関しては60日の滞在までは必要ありませんので、大半の日本人にはビザは必要ないですね。日本円からの両替は現在出来ませんので、米ドルを持参してください。
主な観光地としてはキルギス髄つの都会の首都のビシュケクをスタートとして、活気あふれるバザール、首都に隣接するアラ・アルチャ自然公園・琵琶湖の9倍の広さを持つイシク・クル湖など大自然が満喫出来ます。
誘拐婚てなに?
今までキルギスの綺麗なところを書いてきましたが、私たちが暮らす世界では考えられない「誘拐婚」と言う風習が一部の地域では残っているそうです。非常に聞こえの悪い言葉ですが、嫌がる女性を無理やり家に連れて行き、部屋に閉じ込めて親族総出で結婚を承諾するまで説得しつづけられます。
時には性的な暴力も行われ、国民の大多数がイスラム教で処女性が重視されるため、一度そうなってしまうと他の男性とは結婚出来なくなるため、泣く泣く受け入れる女性も多いそうです。女性の人権を完全に無視した行為ですので、世界的にも問題になっています。
まとめ
キルギスと言う国はサッカーのワールドカップ予選で当たるまではまるで知らなく国でしたが、大の親日国であったり、豊かな自然であったりとても魅力のある国だと言う事が分かりました。日本人観光客も多いとの事で、いつか行ってみたい国の一つになりました。
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