換気扇の掃除って、面倒でつい後回しにしてしまいがちですよね。特に毎日忙しい主婦の方や一人暮らしの方は、換気扇のベタつきや油汚れを見てはため息…そんな悩みを抱えている方は多いはずです。
なぜ換気扇は汚れやすい?掃除が面倒な理由とは
換気扇はキッチンの空気を外に出す役割があるため、調理で出る油煙や湿気が直接吸い込まれます。そのため、フィルターやファンには油汚れがベットリと付着しやすいのです。さらに、換気扇は構造が複雑だったり、部品が多かったりして分解や掃除が大変という点も、なかなか手が出しにくい原因になります。
家で簡単にできる換気扇掃除の時短テクニック
でも、ポイントを押さえれば換気扇掃除は想像よりずっと簡単にできます。特別な道具を使わず、家にあるものや手軽に買えるアイテムでできる方法を紹介します。
準備するもの
- 重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)
- 食器用洗剤
- 使い古しの歯ブラシやスポンジ
- ビニール袋(大きめ)
- ゴム手袋
- ぬるま湯
- キッチンペーパーや布巾
掃除手順
- まず、換気扇の電源を切り、安全を確認します。
- 換気扇のカバーやフィルターを取り外します。無理に力を入れず、説明書を参考に丁寧に外しましょう。
- 取り外した部品を大きめのビニール袋に入れ、重曹大さじ3〜4とぬるま湯約1リットルを加えます。袋の口をしっかり閉じて、30分〜1時間ほど漬け置きします。
- 漬け置き後、袋の中で軽く揉んだり、歯ブラシでこすって汚れを落とします。
- 油汚れがひどい場合は、食器用洗剤をつけてさらにこすり洗いをしましょう。
- キレイになった部品は水でよくすすぎ、乾いた布巾やキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- 換気扇本体の外側は、濡れた布巾に食器用洗剤を少量つけて拭き、その後水拭きで仕上げます。
- 部品が完全に乾いたら、元通りに取り付けて終了です。
ありがちな失敗と注意点
- 無理に部品を外す:換気扇の部品はメーカーや機種によって外し方が異なります。無理に力を入れると破損することもあるので、説明書を確認しましょう。
- 漬け置き時間が短すぎる:油汚れは時間をかけてゆっくり落とすのがコツです。30分以上は漬け置きをおすすめします。
- 強い洗剤の使いすぎ:換気扇のプラスチック部品を傷めることがあるので、重曹や食器用洗剤で十分です。強力な溶剤は避けましょう。
- 濡れたまま取り付ける:部品が乾いていないと、カビや臭いの原因になるのでしっかり乾燥させてください。
まとめ:換気扇掃除は無理せず簡単にコツコツと
換気扇の掃除は面倒に感じるかもしれませんが、家にある重曹や食器用洗剤を使って、漬け置き&こすり洗いをするだけで驚くほどキレイになります。無理に一度で完璧にしようとせず、こまめに少しずつ掃除するのも続けやすいポイントです。
忙しい毎日の中でも、ちょっとした時間に換気扇をきれいにしてみませんか?きっとキッチンの空気もすっきりして、気持ち良くお料理ができるはずです。ぜひ今日から、簡単換気扇掃除を試してみてくださいね!


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