毎日の食事の後、シンクの排水口がなんだか臭ったり、水はけが悪くなったりすると気持ちが落ち込みますよね。特に家事や仕事で忙しい主婦や一人暮らしの方にとって、排水口の掃除は後回しにしがち。でも放置すると、詰まりや悪臭の原因になってしまいます。
シンク排水口が臭くなったり詰まる原因
排水口の悪臭や詰まりは、主に以下の原因から起こります。
- 食べカスや油脂が排水口に溜まる
- 排水トラップ内に汚れやヌメリが蓄積する
- 水の流れが悪くなり、汚れが停滞する
特に油は冷えると固まりやすく、排水管の内壁にこびりついて詰まりの原因になります。さらに、汚れが長時間残ると雑菌が繁殖して嫌な臭いを発生させてしまいます。
家でできるシンク排水口の掃除方法
特別な道具がなくても、手軽にできる掃除方法を紹介します。定期的に行うことで、詰まりや臭いを予防できますよ。
- 準備するもの
重曹(炭酸水素ナトリウム)、クエン酸、熱湯、歯ブラシや小さなブラシ、ゴム手袋 - 掃除の手順
- シンクの水を止めて、排水口のゴミ受けやストレーナーを外します。外せる部分は取り外して洗いましょう。
- 排水口の中に溜まった大きなゴミや食べカスは手で取り除きます。手が汚れるのが嫌な場合はゴム手袋を使いましょう。
- 重曹を排水口に約大さじ3杯ほど振りかけます。
- 続いて、クエン酸を重曹の上に約大さじ2杯振りかけます。泡がシュワシュワと反応して汚れを浮かせてくれます。
- 10分ほど放置した後、熱湯(80~90度程度)をゆっくり注ぎます。これで油汚れやヌメリが溶けてきれいになります。
- 歯ブラシや小さなブラシで排水口の内側や取り外したパーツをこすって汚れを落とします。
- 最後に水を流して、汚れや残った重曹・クエン酸をしっかり洗い流します。
掃除でありがちな失敗と注意点
- 熱湯を使う際は火傷に注意しましょう。特に小さなお子さんやペットがいる場合は十分に気をつけてください。
- 重曹とクエン酸の量が少なすぎると効果が薄れるので、分量は守ることが大切です。
- 詰まりがひどい場合は無理に掃除せず、専門の業者に相談した方が安心です。
- 排水口のパーツは破損しやすいものもあるので、取り外しや掃除の際は優しく扱いましょう。
まとめ
シンクの排水口掃除は、重曹とクエン酸を使った簡単な方法で臭いや詰まりを予防できます。毎日の小さなケアが、快適なキッチン環境を守るコツです。少しの時間でできるので、ぜひ試してみてくださいね。続けることで、掃除の面倒さも減っていきますよ。

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